イーサリアムクラシックとは?

今日は、イーサリアムクラシック(ETC)について学んでいきましょう。

イーサリアムクラシック(ETC)って?

イーサリアムクラシックは、来月中旬頃に半減期を迎える予定の仮想通貨です。(半減期については後ほど)
ETCはイーサリアム(ETH)をベースにしてイーサリアムよりも安全性を重視され、作られた仮想通貨です。

過去にイーサリアムからイーサリアムクラシックが分裂することになった「The DAO事件」というものがありました。
「The DAO事件」とは。。

DAOとは、イーサリアムのテクノロジーを応用して作られた暗号通貨で2016年に公開されました。その2か月後、発行された150億円のうち1/3の50億円(約360万ETH)が、ハッカーによって盗まれました。
DAOのプログラム上の欠陥でした。簡単に言うと、情報には鍵がかかっている!と思っていたのに、鍵は開いていた!(なんなく盗めたんですね。)

DAOはイーサリアムの技術を活用したものであった為、イーサリアムの価格も一時暴落しました。

この時の対応としてイーサリアムの開発者たちは

ブロックチェーンの流れを止め、盗まれる前に巻き戻す事が提案されました。(そんなこと出来るんですね!)
「プログラムに手を加え、50億円盗まれる前の状態に戻す」
具体的には、イーサリアムのブロックチェーン上にあるDAOの取引記録を盗まれる前の状態に戻すハードフォークという手法で復元したのです。その為 盗んだDAOは使えなくなり、被害者も損をせずに済んだのです。

ハードフォークとは、一言でいえば、「互換性のないアップデート」です。(互換性とは、前のバージョンの仕組みが、新しいバージョンでも使える事です。)
つまり、前のバージョンの仕組みが、新しいバージョンでは使えないけど、システムを最新のものとして、性能を向上させることです。
その結果、今までの仕組みの旧イーサリアムと、新しい仕組みの新イーサリアムに分裂することになりました。

しかし、開発者の中には、この新イーサリアムに反対する少数派が存在しました。(会社なんかでも、よくありますね、意見の対立です。)

反対派の意見は「イーサリアムのブロックチェーンの仕組みは【非中央集権】だからこそ信頼されるものであって、開発陣の提案によって、仕組みの変更が可能ならば、それはもう実質的な【中央集権】のようなものだ!!いずれ開発者の都合によって、開発者が有利なように仕組みが変更されることも可能になってしまう。(なるほど。。)

こういった少数派の方たちが、本来のブロックチェーンの在り方を大切にしたイーサリアムを目指そうと旧イーサリアムを支持し、それが「イーサリアムクラシック」となったのです。

イーサリアムクラシックの特徴

上記のようにイーサリアムとイーサリアムクラシックは通貨の仕組み、機能自体は同じになります。
イーサリアムクラシックにもスマートコントラクト機能があります。
やはり大きな違いは。。

「イーサリアムは、時と場合によって、イーサリアム参加者(コミュニティ)の多数決によって、仕様を大きく変える事のできる通貨」

「イーサリアムクラシックは、誰にも変えられない、非中央集権機能を大切にしている通貨」

この、開発者それぞれが、通貨に対して抱いている理念(方向性)が違うということが、大きい特徴と言えますね。

ただし、イーサリアムクラシックは少数派からなっているので、関わる技術者、資金共に乏しいという事も言えます。なのでイーサリアムの価格の影響を受けやすいという事もあります。
とは言っても、仮想通貨のランキングでも 常に上位に位置していることから、信頼されているともいえますね

イーサリアムクラシックの価格推移

イーサリアムクラシックの今日のチャートです。

2016年公開直後は、1ETC=400円まで上昇しましたが、その後値下がりして、1ETC=100円前後でした。
2017年3月くらいから上昇、5月には2000円を突破し、11月12日には2700円まで上昇し、今2017年11月現在も2000前後をつけています。

イーサリアムクラシックの半減期

イーサリアムクラシックは第1回目の半減期を来月12月中旬(12日頃)に迎えます。
この半減期とは、リスクコインなどのブロック報酬減に近い感じですが、ブロック数が5,000,000になると20%報酬が減額されます。

ビットコイン、ライトコイン、リスク等、この報酬減が近くなると価格が上がってくるという事があるようです。
基本的には、ブロック報酬減の前には価格を上げやすい。。ということです。(絶対ではありませんが。。)

この1か月間のイーサリアムクラシックの価格の動きに注目していきたい!と思います。

sakura🌸でした。

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