イーサリアム ハードフォーク? 値動きはどうなる

今日、こんなニュースが飛び込んできました。
昨日イーサリアムについて書いたばかりなのに。。。

PARITYのバグにより316億円が凍結!

イーサリアムのParityのマルチシグウォレットで再度脆弱性が発見された。

問題レベルは重大で7月20日以降にデプロイされたものが対象。
このバグは11月3日に引き起こされたようです。
これにより約93万ETH(約316億円)の資金が凍結された模様。

つまりは 7月20日以降に Parityのマルチシグウォレット内にETHまたはERC20トークンを保有していた場合、その資金にはアクセスできないようです。
ハッキング被害はないようですが、全く動かせないようですね。

Parityは今回の脆弱性により、資金が盗まれることのないように、コア側のロジックを消去したため、資金の移動ができなくなった。ということです。

凍結されたETHの対処法

対処法についてWHG(White Hat Group)が方法を模索しています。
【WHGとは、The DAOハックにより盗まれたイーサリアムクラシックの返還や、前回のParityのバグによるハッキング被害を数十億円単位で救済した善良なハッカーグループ】

1、WHGによりデプロイされたマルチシグウォレットは安全です。
2、Parityは前回のオリジナルのバグは修正していますが、続けてオリジナルのマルチシグウォレットを使用しています。
3、今回の問題はスマートコントラクトのコード側面から見ると、現時点では解決することは出来ない と見ています。

コードでは解決出来ないため ハードフォークを行う必要がある とされているようです。

では、どうするのか?

 

送金不可能となったことによりETHが凍結されるという自体を解決することができるのが EIP-156です。

EIP-156とは?

・ユーザーがイーサリアム、ERC20トークンをスタックしたアカウントから引き出す事ができる。
・異なるチェーン間の送金に対処。
・正当な所有権の証明が必要となる。

送金が凍結される度に提案されているが、実装はされていない。

ハードフォークは行われるのか?

昨日お伝えしたように、次のハードフォークはメトロポリスのPt.2コンスタンティノーブルです。Vitalik氏は「コンスタンティノーブルでCasperの実装を試す可能性」について発言しているので 数か月~半年以上先になるかもしれません。
その場合、約316億円のETHが凍結され、多くのICOプロジェクト、投資家が意図しない、資金の凍結という事態に陥ります。

実際にコミュニティでは議論がされており、ハードフォーク支持、不支持に大きく分かれているようです。

ビザンチウムハードフォークを行ったばかりの現在のチェーンではブロック生成時間は正常であり、マイニング可能である点に関して分裂が簡単にできてしまいます。つまり現時点ではイーサリアムはハードフォークにより潜在的に分裂することを避けるための対策を行っているものの機能しないということです。

約316億円の資産を半年間も凍結して次のコンスタンティノーブルのハードフォークを待つことは、ユーザーにとっても、イーサリアムファンデーションにとってもあまりに過酷ですよね。またParityの脆弱性により不必要なハードフォークを行うということは、大きな波紋を呼ぶことになるでしょう。

イーサリアムファンデーションは公式声明を出していないので、対応は不明のままです。

ハッキングの被害はなかったので、イーサリアムの価格は下落していませんが、ハードフォークした場合分裂して、新たなイーサリアムオリジナルが誕生するのか?
短期的に見ると、一時的に下落するかもしれません。
長期的に見た場合、EIP-156はイーサリアムネットワークに対して大きな利点であり、ネットワークがより強固なものになると考えられます。
問題が山積みで、安易に予測はできませんね。

実際にはイーサリアムに価格がどう動くのか、今後のICOにはどんな影響がでるのか?ますます目が離せませんね。

目まぐるしく、毎日のように色々な事がありますね。
Segwit2×というイベントももうすぐです。

これからの値動きをしっかりと見て、将来に備えたいですね。

sakura🌸でした。

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